Feb 26 2010

大成功している企業とその理由

個人的な興味心から、現在大成功している企業とその理由を幾つか考えてみました。

一つ目の例はApple。 現在はiPad、iPhoneそしてiPod等と次から次へとヒット商品を出しているこのAppleですが、10年前のApple(アップルコンピュータ:AAPL)の株価、予想できますか?ちなみに本日は$ 204.62で閉まっています。

なんと10年前にはこの株価は$28.31でした。この$28.31も1年後にはなんと$7にまで下がっています。その$7からどうして$205まで上がったのかというと、2001年のipodデビューに続き2003年のiTuneの誕生によって、徐々に上がってきたようです。Appleも最初から成功したのではなくて、様々な商品を出してきて、たくさん失敗しています。でも、失敗する度にどうして人気が出なかったのか、消費者は何を求めているのかという事を追求してきたからこそ現在の成功に至ったのだと思います。

二つ目の例は、ディズニー。私は日本に帰国する際には、毎年子供と一緒にディズニーに行っていますが、やはり大人にとっても子供にとっても楽しいのがディズニーのテーマパークです。でも何故ディズニーが成功しているのかというと、“皆を幸せにする”というシンプルなモットーに基づいているからだと思います。皆を幸せにするには、自分が幸せじゃないといけなくて、ディズニーではキャストの方全てが気持ちよく働ける環境が与えられています。私の仕事の同僚にも大学時代にフロリダのディズニー・ワールドでバイトをしていた人がいるのですが、卒業後10年以上経った今でも、毎年2週間有給休暇をとって、ディズニーで年に2週間だけ働いている人がいます。彼女に寄ると、1年間に2週間働くだけで、賞賛として色々なディスカウントがもらえるだけでなく、人と人との触れ合いによって目にみえない体験価値があるとの事です。

あれだけ人が集まるディズニーですが、ゴミ一つ無いのに気がついたことがありますか?ディズニーの代表取締役によると、ディズニーではキャストは皆ゴミ拾いの役を兼ねていて、ゴミが落ちていたら、必ず拾って捨てる事になっているそうです。これって当たり前の様ですが、“自分の職種じゃないから”みたいな感じで無視する場合も普通の職場ではあると思います。ここまで徹底してゲストに夢を与える場を提供しているディズニーのテーマパーク、普通の会社においても学ぶべき点があると思います。

三つ目の例は大会社に買収されているスタートアップのネット関係の会社。そういった会社に業界友達が多いのですが、皆一斉に“仕事が楽しい”って言っていて、仕事が生活の一部になっています。先日、AdMobJohn Lagerling氏が自分の社員について次のように日本語でTwitterでつぶやいていました。

“お風呂までiPhoneを持ち込むためにZip-lockにお世話になっているうちの社員。今日聴いて、採用間違っていなかったな、と思った。 僕にとってのZip-lockは空港のセキュリティチェック用出張用品。時代を越してサバイバルする商品だな”

こういった社員を見つけて対応良く保持する環境をつくるのって、大切だと思います。私自身、本当に楽しくて毎日職場に行くのが楽しいという仕事に就いた際には、新しいアイデアも生まれるし、仕事の生産性も後からついてきます。金銭的な報酬だけではなく、ポジティブな体験を通じて働く喜びと誇りを与える環境を心がけてつくっている会社こそ、どんどん伸びる物だと思います。よく成績の良くない社員に向かって“あなたの代わりは幾らでもいるよ”みたいな脅しで生産性を上げようというテクニックを使う上司もいますが、私はそのアプローチには賛成できません。日本では転職は余りありませんが、やっている仕事が面白くなくなったら、転職を考えてエキサイティングで自分の能力が更に伸ばせる機会を探すのも悪くないような気がします。

どう思いますか?

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