Sep 10 2009

伝統的メディアブランドをデジタルの世界へ

adtech day 2 005デジタル・ブロードキャスティング戦略ー伝統的メディアブランドをデジタルの世界へ”のadtech:tokyoのセッションは、CNN インターナショナル社 副社長のニック・レン氏によって行われました。

CNNというと、ケーブルテレビ向けのニュース専門放送局テレビで、24時間ニュースを流しているネットワークです。私はアメリカではチャンネル数が多いので、CNNはテレビではめったに見ませんが、ネットでは必ず毎日数回ニュースをチェックしています。

ニックさんによると、CNNは1980年に創立され、現在では24のブランドネットワーク、46の支局、そして200以上の国において1000以上の提携放送局を持っており、ニュース及び映像を 共有しているとの事です。

CNNは現在ではiReport.comにて市民ジャーナリストがレポーターになれる仕組みを利用したり、Facebook等のソーシャルメディアとパートナーとして、注目されているイベントのライブ放送をネット上で行ったりと、様々な工夫をしてリーチを増やしています。

ちょっと前の米大統領就任式のライブストリーミングは私も職場で(?)CNNで見ることができ、CNNのサイトはFacebookを通してStarbuksをスポンサーに向かえ、動画で無料コーヒー配布キャンペーンを実施。そのストリーミング数は2,690万にも及び、それまでの最高記録を5倍上回るものだったようです。そういえば、この就任式は平日に行われていたので、私の周りの同僚は皆CNNのサイトを通して見ていました。

このCNNの動画視聴に関しては、実は当初は有料だったようですが、すぐに無料+スポンサーに切り替えたとニックさんは言っていましたが、私はこの無料モデルには大賛成です。最近は一般市民の方がテクノロジーの発展と共に、市民ジャーナリストとして様々な情報を流しています。やはりサイトの視聴率を増やしていくには、無料でアクセスできるようにしないと、他のサイトで無料で同じ情報を流しているライバルに視聴者を捕られてしまいます。

アメリカではどんどん長年存在していたトラディショナルメディアの新聞がデジタル化と共に無くなっていっています。たくさんこれまで存在していた正式な記者の数も市民ジャーナリストの増加と共に減ってきています。それって寂しい事だけど、時代の流れで仕方のない事なので、メディアも新しいオーディエンスの獲得に向けて新たな手法を生み出していくことが大切だと思います。

iReport.com

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